ヨルカフェ/バー ナラ コンテンポラリー | 日記 | タイムスライス1st

麻布十番の隠れ家カフェ。落ち着いた雰囲気でコーヒーやお酒を楽しめます。

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ヨルカフェ/バー ナラ コンテンポラリー の日記

タイムスライス1st

2011.04.30

携帯電話のほぼすべての機種にカメラがついています。
街で一眼(レフ)カメラを持っている人をよく見かけるようになりました。
写真という媒体はいつも僕たちの身近にあって、手軽に記録を残すことができます。
僕が写真を撮るのが好きなこともあって割と多くの写真好きが周りにいます。
少なくないエネルギーを写真一連の流れの中に投じている人たちです。
好きというよりは、それが仕事であり、趣味であり、指標であり、生き方であり、ライフワークである人たち。

彼らの発表の場を作りたいと思い、うちの店で”タイムスライス”というイベントをやりました。
僕を含めた六人のプロジェクタを使ったスライドショー。集まった人たちもクリエーター、ギャラリーオーナー、出版関係、学生。
”写真”という共通項の元に集まった人たち。それはそれはおもしろいイベントになりました。

「写真は選択の連続である」
と、出展してくれた専門学校の先生が言っていました。
テーマ、カメラ、被写体、ガカク、タイミング、写真を選んでからプリントするまで。
僕たちはきっと、そういった連続をなにかに重ね合わせているのかなと思います。
そして、記録性の高さという写真が持つ特性がそうさせているような気がします。

---コンセプト---

まず大枠として、ナラコンはアーティスト、クリエーターたち、ひいてはそれらの人々の活動に強い関心を持ち、長いタームにおいて関わっていきたいと思っています。
場所として、存在としてなにをできるか、あるいは一つの集約点として多義的な意味合いでの活動を考えています。

2010年11月にオープンしてから、飲食店としての体制を整えてきました。それは「人が集まり易い場」という目的がなににおいても重要であり、人が集まればあらゆる可能性が生まれる予感がするから。
最も受け皿が大きく、多くの意味合いにおいて最大公約数を取れるという考えから、飲食店という体制にしました。

そして今回、実際的な活動としては一回目の「Time slice」というイベントを開催しました。
フォトグラファーたちにとって(もちろんそうでなくても)活動は孤独な作業であると同時に、社会との関わりを持つことであると思います。
いまや「写真」という言葉や存在は日常に溢れています。その中で、我々はどのようなアプローチを試みるのか。面白い命題です。

「写真」という共通項を持つ我々が共感し共有するのがなんなのか、非常に意義のあるプロジェクトになる予感がします。


第一回目となる今回の出展者は 
中山寛樹 Hiroki Nakayama
金アルム Ahlum Kim
松谷椿土 Haruo Matsuya
高橋勇人 Hayato Takahashi
北岡稔章 Tokiaki Kitaoka
藤中一平 Ippei Fujinaka  (順不同、敬称略)

の6人。
諸事情により、動画は中山寛樹と松谷椿土の作品はカットしています。
2つに分かれてます。
http://www.youtube.com/watch?v=pT26laFgwCQ
http://www.youtube.com/watch?v=Uw4ueYwekhI

次回は2011年6月4日
出展予定者は

新井鏡子 Kyouko Arai
柴美幸 Miyuki shiba
銭田豊裕 Toyohiro Zenita
森朝陽 Asahi Mori
土屋陽美 Hiromi Tsutiya
(順不同、敬称略)
第二回目は、スライドショーの後にトークセッションの時間を設ける予定です。中山は出展しませんが、セッションのパーソナリティを務めさせていただきます。

第三回は8月になると思われます。

このほかにも、自主制作のショートフィルムの上映会、イラストレーターのスライドショーなど、同じシステムでできたらいいなと思っていますので、いっしょに作り上げていただける方も同時募集しています。

よろしくお願いします。

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