ヨルカフェ/バー ナラ コンテンポラリー | 日記 | オークハウスのアンケート(取材)

麻布十番の隠れ家カフェ。落ち着いた雰囲気でコーヒーやお酒を楽しめます。

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ヨルカフェ/バー ナラ コンテンポラリー の日記

オークハウスのアンケート(取材)

2011.01.08

オークハウスという会社が運営しているゲストハウスに住んでいる。
モンゴル行ってた時期を抜かして延べ2年。
住人へのメールにナラコンの情報を載せていただけるとのことなので、取材してもらった。
その時のアンケート。
けっこう広告っていうのは難しいというか、自分の意思を見ず知らずの他人に限られた時間の中で伝えるのは難しくて、今後の課題です。



☆お店を始めた理由はなんですか?

今後活動していく上で、特定の場所を一つ東京に持っておくほうがやりやすいと思ったから。
飲食店にしたのは、「誰でも入れる場所」だから。
老若男女、国籍、宗教、職業に関係なくすべての人が入れる場所だから。そして誰でも毎日必ず食事をするから。食べ物や飲み物を通して共有感が生まれるから。それが飲食店が持つ最大の特性だと思います。
その特性ゆえに、ほかのジャンルとつなげやすいんです。
僕個人はフォトグラファーとしての活動や、ショートフィルムの撮影に参加をしたりしていますが、それに限らず音楽、アート、勉強会。あらゆる職業や話題とつながれる間口を持っているのが飲食店だからです。

あとは好みの問題なのですが、うちの店の場合はリクエストには可能な限り応えるようにしています。
モンゴル料理、アルゼンチン料理、タイ、インド、モルドバ、アラブ等 様々なリクエストに応えてきました。
僕個人の専門はイタリアンなので、普段はイタリアンをベースに料理をお出ししてますが、事前にまとまった予約をいただければなんでもします。

一般的にはなんでも屋がまず潰れるといいますが、現代の東京に於いては料理の国籍で差別化するのはもはやナンセンスだと考えています。
それよりは、どのように空間を演出できるか、楽しんでもらうかの提案が最優先であり、料理はその一端に過ぎないと考えています。

☆今一番お勧めのメニューは

中山におまかせです。
今、というよりは常にお勧めです。
好き嫌い、予算、お腹の減りぐあいを言っていただければこちらからメニューを提案します。
抽象的な表現であってもいいです。「ほっとしたい」とか「刺激がほしい」とか。
接客と調理を一人でやる最大のメリットであり、飲食の一つの究極の形だと思います。

☆インテリアのテーマ

あまり主張しすぎないこと。
さりげない味わいがあること。
今年から壁面をギャラリーとして使っていくので、絵や写真を目立つように。他のものたちの個性が強すぎると落ち着きの無い空間になってしまうので。

☆海外での経験がどのようにお店作りに影響しているか

僕の場合、2年余りで30カ国程行ったのですが、ドイツのパン屋で一ヶ月働いたのを除いては常に移動し続けていました。
22歳からで、比較的早い段階で多様な文化に触れられたのはそれなりの影響があるとは思いますが、特にヨーロッパで大きなショックを受けたお店と多く出会いました。お店側がちゃんと遊んでいるんです。だから手を抜かずしっかりと遊んでいきたいと思っています。
だけどそれは多くの場合商品ではなかったりするんですね。
物ではないものに価値を求めるようになったし、そういったものたちがどれくらいの価値を持つかを正確に見極めるように心がけています。日本にはチップの習慣がないので、店側が対価を決めなくちゃいけない。それが難しい。
麻布十番という土地柄か、外国人の方も多いのですが、満足したらリピートしてくれるし、チップもくれる。そのほうがやりやすいんですけどね。
デフレの時代で安ければいいという風潮がありますが、うちは価格競争をするつもりはないです。疲弊するだけなので。

☆オークハウスに住んで。

六本木ビューに住んで延べ2年ですが、値段の割りにとても居心地がいいです。
・常に空調がきいている・住人の入れ替わりがあって常に新たな人たちと出会える・立地がいい・家具家電が要らない・消耗品を買ってくれる などいろんなメリットがあります。
多方面、幅広い年代とのつながりができることが一番大きいです。

デメリットは、ドミトリーなので完全なプライベートな空間がない ということくらいでしょうか。
僕みたいな人間にとってはそんな空間は必要ではないので、すごく満足していますし、全体の空間自体は広いので、アイディアしだいで居心地のいいように作り変えることはできますし。

☆HPを見ている方へ。

限られた時間と資金の中で、何に当てていくか。(お金がある方は別として)
移動時間や荷物量を少なくすることで、フットワークは格段に軽くなります。自分でなにかやりたいと思っている方には一つのシステムとして利用する価値はあると思います。
浮いた労力や時間やお金を自分のことにあてることができるので。

☆お店のほかの宣伝

2010年の6月~8月の2ヶ月間、モンゴルで馬を買って、単独で移動しながら撮影をしてきました。
今年はその写真の個展を開きます。是非お店にも、個展にも遊びに来てください。
それから、今年はお菓子の物販、有機無農薬野菜の販売もスタートさせたいと思っています。ギャラリー業も含め現在同時進行で打ち合わせ中です。
ビジネスとしてつながれる可能性がある方、旅の話を聞きたい方、写真を見たい方、お気軽にご連絡ください。
ブログに情報を載せていくので、是非のぞいてみてください!!

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